北信州のクロス乗り: 秋田へ　634ｋｍ（3/5）

連休３日目5/4です。今日は酒田の庄内空港から新潟市内のビジネスホテルへ向かいます。

午後から雨模様のようです。降られるのは覚悟の上ですが、暗くなってからの雨中走行は絶対に避けたいところです。というわけで少し早めに出発しました。6：57

湯の浜温泉の温泉街です。早朝なので浴衣姿の散歩客などもいます。

くらげで有名な加茂水族館です。ここはぜひ寄りたかったんですが、当たり前ですが9：00からの営業でした。早朝にやってるわけはありませんよね。

すばらしい景色です。海沿いを選んで山形県道に入っていますので、交通量もまばらです。ものすごく気持ちがいいです。

新潟129ｋｍとあります。改めて見るとものすごく遠いじゃないですかｗ。心が折れかけましたが、考えてみれば連日これ以上走っています。がんばろうと思い直しました。

快晴べたなぎです。この後雨が降ることが信じられません。

おや？サイクリングロードかな？
と思いましたが、単なる双子トンネルでした。出た後すぐ合流しました。

あつみ温泉駅に寄ってみました。

道の駅あつみに着きました。10：05

トイレの奥に休憩所を見つけました。
ここ寝れるじゃないですかｗ。暑い季節に夜走行して、昼間ここで寝るとかっていいかもしれません。

新潟県村上市へ入りました。

山形県さん。また来ます。
この後またまた海沿いの道を行くために国道345号線に入ります。笹川流れ方面なんですが、補給が限られるはずなので、分岐近くのコンビニで食料を調達します。
かなりローカル色の強いコンビニで独自商品も多かったですが、レジ横でお話をしているおねーさん（私より若いという意味で本当のおねーさんではありませんが）おふたりの会話が方言が強くてまったく理解できません。横から「ちょっと何言ってんだか・・・」とツッコミを入れたいくらいでしたが、もちろんやめておきました。
長野県も広いですが、新潟県も広いですよね。

海沿いの345号線に入っても交通量はかなり少ないです。
景色を見ながらゆっくり進みましたが、後ろからサイレンを鳴らして救急車と工作車らしき車が通りすぎて行きました。
どこかで事故でもあったんでしょう。

自転車ですので５ｋｍ行くのに20分くらいはかかります。
救急車のことを忘れかけていたころ、急に大渋滞に遭遇しました。
道端の駐車場に車を止めて遠くを見ている人が居たので話しかけてみました。
「何かあったんですかね？」
「この先のトンネルでバイクの事故らしいよ。」
「自転車はいけますかねぇ。」
「さぁなー」
というわけで、狭い歩道をゆっくりと進み渋滞の先頭まで行くと、救急車が止まって怪我された方の応急処置をしているところでした。
（うわー。怖いなぁ）などと思いながら見ていると、交通を遮断していた警察の方が、
「自転車は救急活動の邪魔しないようにゆっくり歩いて行って下さい。」といいます。
（いいのかなぁ）と思いながら、救急隊員さんが頭部を固定している作業の横をプラスティック破片を踏みながら通りました。

トンネルを抜けて振り返ったときの写真がこれです。
申し訳ないですが撮らせていただきました。
この渋滞こちら側も２ｋｍくらいは続いていたかもしれません。
私が進むと皆さん窓を開けて情報を欲しがるので
「この先のトンネルでバイク事故です。まだ応急処置をしてます。」
みたいなことを叫びながらずっと走りました。
ただ、「事故けぇ？」と話しかけられたときは、東北にいるんだなぁとしみじみしてしまって「ええ」としかいえませんでした。12：02

フェリーでもキャンプ場でも、また道路上でもこの連休中はライダーさんやその集団を多く見ました。圧倒的な機動性でうらやましいなとか考えていましたが、怖さもあることを身をもって実感しました。私は将来も多分このままチャリダーでいきます。